Ich weinte

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きょうは映画を2本見てきた。悪い映画と、良い映画だ。
どちらの話を先にしよう・・・悪い映画だ。

『ガッチャマン』。冒頭から滑舌の悪いナレーション。何故かナレーションに重なるように表示される大事そうな言葉のテロップ。何故だろうか、子供にもわかるように馬鹿にされているのだろうか。
携帯電話のCM以外で剛力彩芽の動いてしゃべるところをはじめて見たが、演技がどうこうではなく、この人がやると全部剛力彩芽って人になるんだろう。ちょ、待てよ!

配役がどうとか、松村桃李がシンケンレッドからなにも変わってないとか、剛力がゴリ押しだからどうとか、話題集めのためにキャスティングされていそうな綾野剛とか、南部博士だけコスプレ級になってしまってるとかそんなものは問題ではなく。
なぜこの人達をならべて『ガッチャマン』と宣言できたのかまったくわからない。いるだけリーダー、なんだかんだいいとこ取りなジョージさん、白鳥じゃなくなった上に脳みそ狂ってるジュン、ジュンの本当の妹になってた甚平がいて、掟破りの脱退宣言をして特に何事もなく映画が終わってしまった竜。誰一人にも感情移入ができない。

果たしてギャラクターを悪の組織として設定したいのかと思えば、ガッチャマンになれるかギャラクターになれるかで「おれギャラクターになります!」程度でなれて、何故か作中、ギャラクターに批判されるガッチャマン(ISO)。
キャッチコピーの「その力は、正義か、破壊か―」ってなんだったの?かっこいい気がするけど、本編がつまらないラブロマンスとスイーツ脳のダブルパンチで正義だの悪だの全然気にならなかった。

何故か合間合間のラブロマンスが『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の100万倍つまらない展開。
「いま、ここは急いでなんとかしなきゃいけない!」場面で全然関係ない戦いが始まって、夏休みの宿題終わってないのにSEX始めちゃう馬鹿みたいなそんなノリ。クライマックスシーンがハラハラするんじゃなくて、見ていてイライラした。

どうやったって褒めるところがなく、話も場面も「このシーンかっこいいよね!」って思いついたものをつぎはぎにしてるような間の悪さと退屈さ。駄目な邦画の駄目なところを積み重ねて完成した、乱暴な表現をすればゴミのような映画。
インターネットでは『デビルマン』の2倍の点数を獲得していたが、つまらない部類としてはそれと同じ。

劇場をでた後、くさやジャム食べたような気分になった。
これは一人で見に行ってはいけない。見終わった後に、どうつまらなかったかを話せる相手が必要。

『ガッチャマン』総じて面白いところが一切なかったのに対して、『劇場版 あの花』は『あの花』ファンへの恩返し、というインタビューに恥じない一本。開始3分で涙が出た。
テレビシリーズの総集編と、新規作画の後日談、それに少年時代の超平和バスターズの思い出が描かれていて、『あの花』を丁寧に締めくくった。

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なんとなく秩父に行こうと思ってしまうくらい『あの花』に感銘を受けたのだけど、感情に響いてくる部分だから、うまく文章にできない。
悪い話はああだこうだ言えるのに、良い話はあまりかけない。自分のボキャブラリーのアレさに愕然としている。

なにはともあれ、この夏最後の一本が『めんまへの手紙』で良かった。
ひと夏分泣けました。もし、劇場に見に行くのなら、テレビシリーズを見なおしてから行くと良いです。「なるほど、ここはこういうとこだったのか」と、新しい発見があるはず。だってばよ!


by kenji_szmr | 2013-09-01 16:36 | diary


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