It's a (not) hobby.
おたくの間で話題の『超速銃撃ロボットホビー ガガンガン』で遊ばせてもらえる機会があったので、写真を撮りつつ操作しつつで感じたことなどを。
まず「ロボットホビー」と銘打っているので、『プラレス3四郎』や『ダンボール戦機』のようなものを想像されるかもしれないが、そんなことはまったくなく「ホビー」とはちょっと言い過ぎではないかと感じた。
あくまでも自分の感じている、そう認識しているという程度の話ではあるのだが、「ホビー」とはまず玩具(あるいはそれに相当するもの)本体があり、それに対してユーザーが拡張性をもって楽しみを広げることができるものだ。
さてこの『ガガンガン』が「ホビー」足り得ないのは何故かというと、まったく拡張性がないのだ。
せっかく機動性が良く、デザインに今ひとつ新しさがなく、旋回しかできない(直進と後退が不可能)、中腰でローラーダッシュをするからスコープドッグモデルを期待するおたくがいて、でもコラボ先は水道橋重工のクラタスで、ロボットを操作して遊べる玩具だというのに、本体に取り付けるアフターパーツも無い。
ガガンガン自体の遊びは(対戦ができるから)複数人で遊べるので面白くないことはないのだが、本体のカスタマイズができないので、対戦は単調になる。
さらに、遊んでいて「気が効いてない」ところが目立ってくるので、それを補うためにもパーツをつけたりはずりたりデキたほうがいいなぁ・・・と愚痴をこぼしながら遊ぶようなモノだった。
いきなり引き算ではじめてしまったが、ガガンガン自体は決して退屈な玩具ではなく「やりたいこと」はしっかり伝わるものだ。
銃撃時は銃口が光り、ブローバックする。そして攻撃を受けるとバックパックの受光部が発光し、明確なダメージを認識でき、10発受けると受光部が点滅して本体が“力尽きた”芝居をする。
いわゆる「ローラーダッシュ」で動くロボットでかつタカラなわけで、スコープドッグやガリアンのような中腰の大勢で造形されており、旋回時はボディが左右に揺れて力強く走行する。
ゴムを巻いたPP製の後輪がバリバリまわって駆動し、ABS製の前輪でバランスをとっている。
この前輪がシューっと滑るので、今回のステージとなった会議机では超高速で動く。
軽快でかつ、うるさい。
で、このガガンガンの何より「惜しくて悔しい」のが旋回しかできないことで、本当に「対戦遊び」にばかり気が回っていることではないだろうか。
モーターを使って動くおもちゃならば、せめて直進ができればレース遊びみたいなこともできやしないかとは思う。
また、障害物に引っかかったり、対戦中に相手と組み合いになったときは正真正銘の立ち往生となる。
今回はテーブルのふちに柵を作っていたが、ここにぶつかってひっかかるとゲームは中断する。
そう、せめてバックできるか、あるいは足元に三角形のバンパーでもついていればな・・・
と感じた。
そういえば、一番「惜しくて悔しい」部分はAとBの2バンドになっているので同時に対戦できるのが1vs1に限られてしまうことだ。
それを逆手にとってシンクロナイズドで遊ぶこともできるが・・・せめて2vs2の対戦ができれば、複数人で遊ぶ「ホビー」として昇華できるだろう。
クラタスを動かすことを先にもいついたのか、これを先に思いついたのかどうかわからないが、どちらかというとマイナス点のほうが大きくなってしまった。
たぶんほぼ間違いなく『サムライボーグ』の系譜なんだけど、こどものオモチャにしても今ひとつ足りていない完成度だと感じてしまった。
ただし、対戦は楽しいぞ。
どんな面白くないゲームだって、対戦機能があれば面白くなるのだ。
まず「ロボットホビー」と銘打っているので、『プラレス3四郎』や『ダンボール戦機』のようなものを想像されるかもしれないが、そんなことはまったくなく「ホビー」とはちょっと言い過ぎではないかと感じた。
あくまでも自分の感じている、そう認識しているという程度の話ではあるのだが、「ホビー」とはまず玩具(あるいはそれに相当するもの)本体があり、それに対してユーザーが拡張性をもって楽しみを広げることができるものだ。
さてこの『ガガンガン』が「ホビー」足り得ないのは何故かというと、まったく拡張性がないのだ。
せっかく機動性が良く、デザインに今ひとつ新しさがなく、旋回しかできない(直進と後退が不可能)、中腰でローラーダッシュをするからスコープドッグモデルを期待するおたくがいて、でもコラボ先は水道橋重工のクラタスで、ロボットを操作して遊べる玩具だというのに、本体に取り付けるアフターパーツも無い。
ガガンガン自体の遊びは(対戦ができるから)複数人で遊べるので面白くないことはないのだが、本体のカスタマイズができないので、対戦は単調になる。
さらに、遊んでいて「気が効いてない」ところが目立ってくるので、それを補うためにもパーツをつけたりはずりたりデキたほうがいいなぁ・・・と愚痴をこぼしながら遊ぶようなモノだった。
いきなり引き算ではじめてしまったが、ガガンガン自体は決して退屈な玩具ではなく「やりたいこと」はしっかり伝わるものだ。
銃撃時は銃口が光り、ブローバックする。そして攻撃を受けるとバックパックの受光部が発光し、明確なダメージを認識でき、10発受けると受光部が点滅して本体が“力尽きた”芝居をする。
いわゆる「ローラーダッシュ」で動くロボットでかつタカラなわけで、スコープドッグやガリアンのような中腰の大勢で造形されており、旋回時はボディが左右に揺れて力強く走行する。
ゴムを巻いたPP製の後輪がバリバリまわって駆動し、ABS製の前輪でバランスをとっている。
この前輪がシューっと滑るので、今回のステージとなった会議机では超高速で動く。
軽快でかつ、うるさい。
で、このガガンガンの何より「惜しくて悔しい」のが旋回しかできないことで、本当に「対戦遊び」にばかり気が回っていることではないだろうか。
モーターを使って動くおもちゃならば、せめて直進ができればレース遊びみたいなこともできやしないかとは思う。
また、障害物に引っかかったり、対戦中に相手と組み合いになったときは正真正銘の立ち往生となる。
今回はテーブルのふちに柵を作っていたが、ここにぶつかってひっかかるとゲームは中断する。
そう、せめてバックできるか、あるいは足元に三角形のバンパーでもついていればな・・・
と感じた。
そういえば、一番「惜しくて悔しい」部分はAとBの2バンドになっているので同時に対戦できるのが1vs1に限られてしまうことだ。
それを逆手にとってシンクロナイズドで遊ぶこともできるが・・・せめて2vs2の対戦ができれば、複数人で遊ぶ「ホビー」として昇華できるだろう。
クラタスを動かすことを先にもいついたのか、これを先に思いついたのかどうかわからないが、どちらかというとマイナス点のほうが大きくなってしまった。
たぶんほぼ間違いなく『サムライボーグ』の系譜なんだけど、こどものオモチャにしても今ひとつ足りていない完成度だと感じてしまった。
ただし、対戦は楽しいぞ。
どんな面白くないゲームだって、対戦機能があれば面白くなるのだ。
by kenji_szmr
| 2015-07-05 22:02
| toys
ダムとバイクとプラモデル。
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