22.08.16

7日目
6時起床、6時半に石狩出発。
油断して雨具を装備せず走り出したが、それが仇になった。
銭函あたりで土砂降りになり、ずぶ濡れ。

小樽港直前で雨具を着るために停車したところで、立ちゴケ。
シフトレバーとシフトペダルが曲がる。
土砂降りのなか、細かい点検はできなかったが港までなんとか自走。

北海道最終日、最後まで気をぬかず走るつもりだったが、程度の低いミスをしてしまった。
事故にならずよかったが、くやしい。本当にくやしい。
今更な話だが、雨の予報はわかっていたのだから、あらかじめ雨具を装備しておけば転倒せずにすんだだろう。

100%無事でなく、完全とは言えないが稚内から小樽までのオロロンラインを走破できた。
今回の旅の目標、ぬかびら一泊、オホーツクラインから宗谷岬、オロロンラインとオトンルイ風力発電所、8割は達成。
北海道の1/4を制覇したといっていいだろう。函館、納沙布岬はまたこんど。

9時過ぎに小樽港からフェリー(ゆうかり)に乗って、即風呂と濡れた衣類を乾燥機にかける。
ひと息ついて、石狩宿泊先のおかみさんが作ってくれたザンギをつまみに、売店で買ったビールを飲む。
あまりにも北海道にたいする思いが強くなり、涙が流れた。

ライダーにとって、北海道は夢のような場所だ。
広大な大地の先の地平線、開けた景色と果てしない直前道路。
ツーリングを楽しむには4日じゃたりない。できることなら一気に一週まわりたくなる。
すこし物足りないくらいで、いまはちょうどいい。今回の旅はここまでだ。

今台風直撃だったが最後まで無事に(立ちゴケはしたが)走れたし、最大の目的地である宗谷岬では小雨で済んだ。
あと1日ズレていたら・・・とおもうシーンも多々あったが、それでも走りたい道は走れた。成功だ。
三国峠はまたいつか走るさ。

写真とバイクを同時にこなせなかったのは、おれがまだ未熟だからか。
走りたい気持ちが強すぎて、バイクを停めて撮影すべきだった場所がいくつもある。
雨で気持ちの余裕がなかったにしても今回は、カメラが疎かになった。

走りたい、撮りたい、観たい、すべてこなすことは難しいだろう。いつか、いつかすべてやりたい。
欲張りな気持ちだが、北海道にはライダーにとって大切なすべてのことが詰まっている。
走る楽しさ、走れる楽しさ、開拓史を学び、名も知らぬライダーたちと刹那のピースを交わす。旅する意味を知ることができる。

雨が降ったら濡れるし、荷物は大して積めないし、転べば壊れる。
オートバイはまったく馬鹿な乗り物だが、それをもってしても有り余る魅力がある。
陳腐な言葉しかないが「風と自由」は的確だ。

こんなに楽しい時間を過ごせるオートバイは、俺にとって人生を豊かにするアクションのひとつだ。
適度な緊張感をもって、末永く付き合っていきたい。
二輪免許をとって、バイクを買って、北海道を、走ろう。北海道はいいところだぞ。みんな、はやく走りに来い。

18時間の船旅を寝て過ごすのもアレなので、あらかじめアマゾンプライムビデオでダウンロードしておいた『HK 変態仮面』をみて過ごす。
『HK 変態仮面』は、邦画のダメなところをギュッと凝縮したところに、変態仮面とヤスケンをかぶせてうまいことやっていた。
続きはみなくていいかな。

1645km


by kenji_szmr | 2016-08-22 14:55 | diary


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