2017年 11月 14日 ( 1 )

17.11.14

a0207595_22515497.jpg


『ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~』と『BRAVE STORM』を二本立てで見てきた。
『ごちうさ』は映画でナニやるんだろうというのが興味深かったのだが、TVシリーズ同様、ゆるふわ系の日常にキャラクターが話しを動かす、とても心がぴょんぴょんする内容だった。
わたしも、皆口裕子声のお母さんで茅野愛衣声のお姉さん、佐倉綾音声の妹がいるパン屋なら、携帯電話がつながらない山奥でも毎日パンを買いにいくだろうて。

『BRAVE STORM』は『シルバー仮面』と『レッドバロン』を組み合わせた特撮映画で、どちらかといえばシルバー仮面ファンに嬉しい映画だったのではないか。
チグリス星人、キルギス星人、そしてシルバースーツ。「いまどきの実写ヒーロー映画の流行り」をふんだんに取り入れ、もう見ているこちらが恥ずかしくなるようなデザインやアクションを見せてくれる。それが魅力の一つ。
シルバー要素にハズせないスペクトル眼鏡がはやり活躍するが、あのカタチであること、常時使っていればそんなことにならないであろう展開など、すこしユルいところもやはりシルバーの力を使った結果か。

レッドバロンにも非常に「いまふう」が取り入れられ、『パシフィック・リム』や『アイアンマン』がなければこのギミックはないだろうという迫力ある活躍が見ることができた。
テレビ番組としてわかりやすく「アタック!」や「ファイトレバー オン!」など入れるオリジナリティは無いし、レッドバロンに対してブラックバロンというのは、いまこの時代、悪役が黒いだけという安直な悪役にしても、やはり直球すぎる。
「地球の未来」や「正義」など、「大人の鑑賞にも堪える映画」では避けたいような言葉も、最後の最後にもってきて、申し訳程度に特撮ヒーロー感を持たせている。

そもそも『シルバー仮面』と『レッドバロン』の最強タッグであるところに、まぼろしの緑もとめて幸せを知らぬ男が走るような、そんなラストに『To Be Continued』と言われたら、それはどんなカタチであれ続編を期待してしまう。
春日兄弟の絆、レッドバロン誕生の秘密、雑なタイムパラドックス、様々な現代映画の影響をうけたオリジナリティの低さやチープさ、それがすべて最大の魅力であり、特撮ファンに「これくらいでいいのか」を提示しているようにも感じられる映画ではあるが、むしろ、そのすべてのバランスがよく、いいとししたオッサンが子供の頃好きだったお子様ランチの味を少し濃いめにした大人定食を食べたような、そういう嬉しさのある一本ではある。
MX4Dは霧吹きで眼鏡が塗れて見えなくなるので、もっと普通に見たい。料金高いし。

春日はるか役/山本千尋と、春日ひとみ役/壇蜜は姉妹としてはアレなんだけど絵作りとしてはインパクト抜群でよかった。
往年の特撮ヒーローをリメイク(リブート)した企画は近年様々あったが、ほどほどのエンタメ性とオリジナルへのリスペクトが詰まった意欲作だったと言えるだろう。
あるいは、非常にカネのかかった同人誌か。


by kenji_szmr | 2017-11-14 23:30 | diary


カメラとニッパー


by kenji_szmr

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

その他のKenji_szmr

検索

カテゴリ

全体
diary
photo
toys
防人玩具研究所
ニコル死亡カウンター

記事ランキング

最新の記事

17.12.16
at 2017-12-16 23:07
17.12.12
at 2017-12-12 18:29
PG 1/60 ガンダムエク..
at 2017-12-06 21:03
フレームアームズ・ガール 1..
at 2017-11-29 22:44
フレームアームズ 1/100..
at 2017-11-29 22:37

以前の記事

2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
more...

ファン